なくてもいいと思うのは危険?中性脂肪と体脂肪の違いとその役割

ボディラインが変わってきたら気になる体脂肪、健康診断の結果が気になる中性脂肪、どちらも可能な限り減らしたいと、あれこれ対策している人もいるかもしれません❗❗

できればゼロにしたい!と思うかもしれませんが、脂肪には脂肪なりの存在している意味があり、とても大切な役割もあるのですから、悪者扱いばかりするのは間違っています🙅‍♀️

中性脂肪と体脂肪、その違いや大切な役割について解説していきましょう。

🌼中性脂肪と体脂肪の違いは?

中性脂肪と体脂肪、どちらも体にたまる脂肪ですが、どう違うのか詳しく見ていきましょう。

▪中性脂肪

食事をすることで食べたものは体を動かすエネルギーに変わりますが、すべてがエネルギーにならず余ってしまうと、その余分なエネルギーは肝臓で中性脂肪になります😱

▪体脂肪

体脂肪とは体に蓄えられる脂肪の総称で、中性脂肪も体脂肪に含まれており、体に蓄えられる体脂肪は体重の2~3割を占めます😓

「体脂肪」というと、見た目でついているのが分かる皮下脂肪や、見た目では分かりにくい内臓脂肪が思い浮かぶのではないでしょうか。

実は、その皮下脂肪や内臓脂肪ももともとは中性脂肪で、中性脂肪が血液中を流れて体脂肪を構成する脂肪細胞に置き換えられ、皮下組織や内臓の周りにつくことで皮下脂肪や内臓脂肪になります😨💦

🌼中性脂肪が増えすぎることでこんな危険が!

中性脂肪が増えすぎることで、皮下脂肪や内臓脂肪になり肥満体型になってしまう恐れがありますが、影響はスタイルが悪くなるなどの見た目だけではありません❗❗

中性脂肪の増加は動脈硬化を引き起こす恐れがありますし、内臓脂肪の増加は血糖値や血圧を上げるなど、生活習慣病のリスクを高めてしまうのです😨😥

また、内臓など体の中の影響だけでなく、肥満体型になると膝や腰に負担をかけることも多く、日常生活に支障が出る可能性があります💦💦

🌼脂肪は不要なものではありません!その大切な役割とは?

生活習慣病のリスクを高め健康診断で要注意と診断されたり、見た目もスリムではなくなるのですから、脂肪なんていらないと思ってしまうかもしれませんよね😓

でも、中性脂肪にも皮下脂肪にも大切な役割があるので少なすぎるのは危険、健康的な体ではなくなってしまいます❌❌

体脂肪の大切な役割について説明していきましょう。

⭐中性脂肪の役割

食事から摂った余分なエネルギーが中性脂肪に変わるのですが、必要だからこそ脂肪として蓄えられているのです😳

中性脂肪にはエネルギーを貯蔵する役目があり、エネルギー源として糖質を十分に取り入れられないときに、不足分をエネルギーとして利用しています✨🍀

中性脂肪が少なすぎると、全く食事を摂れなくなった時に命を落としてしまう可能性があります🙅‍♀️

⭐皮下脂肪の役割

つまんだり、掴むこともできるような皮下脂肪、できるだけ減らしたいと思うかもしれませんよね。

でも皮下脂肪にはぶつかった時の衝撃を吸収したり、寒さから体を守り体温を一定に保つ役割があり、少なすぎることでリスクもあります。

🌼中性脂肪・体脂肪を適正に保つためには?

体の脂肪は少なすぎても困りますが、もちろん多すぎるのは危険ですから、健康診断で数値が高かったり明らかに肥満体型なら対策が必要でしょう😖中性脂肪の基準値や体脂肪の適正値は次の通りです。

✅中性脂肪の基準値は30~149mg/dL

✅体脂肪の適正値

・30歳未満の男性の場合は14~20パーセント未満

・30歳以上の男性の場合は17~23パーセント未満

・30歳未満の女性の場合は17~24パーセント未満

・30歳以上の女性の場合は20~27パーセント未満

中性脂肪を減らすには、やはり食事を見直すことが最も効果的です❗

油脂を多く使う洋食よりも、脂質や糖分が控え目でヘルシーな和食がおすすめ、タンパク質は肉類よりも魚介類や大豆などの植物性タンパク質を積極的に摂りましょう😉✨

また、食事を見直すだけでなく適度な運動を習慣にし、基礎代謝をアップさせ余分なエネルギーを溜めこまない身体づくりをするのも効果的です😊

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