年齢以上に老けて見られたらショック、少しでも若く見られるために、スキンケアは念入りに行っている人も多いのではないでしょうか。
でも、老けて見えるのはスキンケアが不足しているわけではなく、体の中に原因がある可能性があります😨💦
体の中で起きている「糖化」が、肌だけでなく全身の老化を進行させてしまうといいますから、対策しないわけにはいきませんよね。
糖化とはどのような原因で起こり、どのような影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう!
Contents
🍀糖化ってなに?体がどんな状態になるの?
「糖」と聞けば、健康面であまりいいイメージを持っていないのではないでしょうか。「血糖値」や「糖尿病」が思い浮かんだり、最近は糖質制限ダイエットなどで「糖質」をできるだけ摂らないようにしている人もいるでしょう❗
糖化もやはり良いイメージではなく、体がこうならないように日常生活で注意しなければならないことがいろいろとあります😓
▪糖化とは?
糖化とは、食事で摂取した余分な糖が体内にあるタンパク質や脂質と結びつき、細胞を劣化させてしまう現象です。
余分な糖とタンパク質が結びつくことで、タンパク質は変性し老化促進物質の「AGE(糖化最終生成物)」を生成します😰
これにより細胞が劣化し、肌にはシワやシミ、くすみなどが現れ老けて見えることになります😭
美容の面で影響があるだけでなく、糖化によって生成された糖化最終生成物は多くの病気の原因となるといわれていますし、動脈硬化や白内障、アルツハイマーとの関連も指摘されています…
糖化と同じように、活性酸素による酸化も体を老化させますが、こちらは「体のサビ」と呼ばれるのに対し、糖化は「体のコゲ」と呼ばれています。
🍀糖化によって老けて見える肌や髪に!
体を老化させる糖化により、肌や髪がどのように変化するのか詳しく説明します。
糖化により生成されたAGE(糖化最終生成物)は、体内のタンパク質本来の機能を失わせ、正常な代謝も妨げてしまうのです😨
肌もタンパク質でつくられており、コラーゲンやエラスチンなどハリや弾力に関係するタンパク質も、糖化によって線維の構造が破壊され肌は弾力を失ってしまいます❌
同様に髪もタンパク質からつくられるので、糖化することでハリやツヤがなくなり、髪も老けてしまうことになります😵
また、糖化によって老廃物も生みだされるのですが、これが皮膚の細胞に沈着すればシミやくすみとなります。
🍀糖化を防ぐには?
摂取した糖質が糖化を引き起こすのですから、糖質を摂らないようにすればいいと思うかもしれません。
しかし、糖質は体を動かすために必要なエネルギー源ですから、まったく摂らないわけにはいかないのです🙅♀️
ではどうすれば糖を摂取しながら糖化を防ぐことができるのか、説明していきます。
🌼血糖値の急上昇を防ぐ
食後の血糖値が高いと糖化が進んでしまうので、急激に血糖値を上げないような食べ方をしましょう。
GI値が低い食品は、血糖値を上げにくいのでおすすめです😊
例えば、白米や食パン、うどんなどは高GI値の食品ですが、玄米やそば、ライ麦パンなら中GI値食品です❗❗
また、空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇しますから、空腹なら甘いお菓子やジュースを摂らず、ライ麦パンや果物、チーズ、ナッツ類などがおすすめです😉✨
🌼食べる順番を意識する
食べ方を意識することも効果的で、糖質を食べるのは食事の一番最後にします❗
まず食物繊維が豊富な野菜や海藻類、キノコ類を食べ、次にタンパク質を含む肉類や魚介類を食べます🥗🍄
そして最後にご飯やパン、パスタを食べるという、この順番を意識しましょう🍙🍞
🌼食後に運動する
食後30分から1時間を目安に、有酸素運動を行うと血糖値が安定し糖化のリスクを減少させることができます😉✨
ウォーキングやエアロビクスなどおすすめですが、買い物に行ったり掃除をするなどできるところから始めても大丈夫、食後はとにかく体を動かしてみましょう❗❗
糖化を防ぐために生活を見直すことは、糖尿病やその他の生活習慣病を防ぐことにもつながります。
食べる順番を意識したり、食後に体を動かすなど習慣にしてしまえばそれほど難しくはないので、糖化を防ぐために今日から心がけてみませんか?