年を取ったら転ぶことは命取りになる、そんな話を聞いたことはありませんか?
高齢者が骨折してしまったら、リハビリしても回復しなかったり、寝たきりになって衰弱し最期を迎えてしまうことも珍しくありません。
骨が健康で丈夫なら簡単に折れることはありませんが、「骨粗しょう症」になってしまったら、わずかな衝撃で骨折してしまう恐れがあります😰
若い人でも油断はできないという骨粗しょう症について、詳しくご紹介していきましょう。
Contents
🌼特に女性は注意!骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の強度が低下し構造がスカスカになってもろくなる骨の病気です😨
骨粗しょう症の患者の約8割が女性なのですが、これは加齢により減少する女性ホルモンの分泌量が関係しています。
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」は、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがありますが、閉経を迎える頃になるとこのエストロゲンの分泌が減少してしまいます💦
そのため、急激に骨密度が減少してしまい、同年代の男性と比較すると骨粗しょう症になりやすくなってしまうのです。。。
もちろん、男女関係なく加齢によりカルシウムの吸収が悪くなり、骨をつくる能力が低下しますから、男性であっても骨粗しょう症になる可能性はあるので注意してください❗❗
🌼他にもこんな生活習慣が骨粗しょう症の原因に
加齢だけが骨粗しょう症の原因ではなく、他にもこのような生活習慣が骨をもろくする恐れがあります。
🍀極端なダイエット
丈夫な骨をつくる時期である成長期に、極端な食事制限でダイエットを行うとカルシウムなど骨をつくるための栄養が不足し、将来の骨密度に悪影響を与えます💦
🍀運動不足
健康で丈夫な骨を維持するためには、骨をつくる細胞を活発にする必要があります。そのためには、骨に負荷をかける運動が欠かせません❗❗アスリートのような運動をする必要はありませんが、ウォーキングやストレッチなど軽い運動や、外出するときはなるべく歩くなどして体を動かすようにしましょう。
🍀喫煙や過度の飲酒
タバコを吸う習慣や過度な飲酒も、骨粗しょう症のリスクを高めるといわれています🙅♀️
このような骨粗しょう症のリスクを高めてしまう生活習慣を改めることで、年をとっても骨粗しょう症にならないための対策が可能です。また、若くても骨密度に悪影響を与えるような生活を送っていれば、年齢に関係なく骨粗しょう症のリスクを高めることになるので注意してください。
🌼こんな症状があれば骨粗しょう症の疑いも!
見た目では分からない骨粗しょう症、このような症状があるのならかかっている可能性があります。
✅身長が低くなってきている
✅背中や腰が曲がってきた
✅背中や腰に痛みがある
以前よりも身長が低くなったと感じるのは、年を取ったら当たり前のことだと思うかもしれません。しかし、それは骨粗しょう症が原因になっている可能性が高いのです😱
骨粗しょう症になり、骨がもろくなって背骨がつぶれることで身長は低くなってしまいますが、背中や腰が曲がったり痛むのも、このような理由から起こります!
骨粗しょう症によりもろくなった骨は、一度折れてしまうと再び折れる再骨折のリスクも高くなるといいますから怖いですよね💦💦
もし以前より4㎝以上身長が縮んだ場合なら放置せず医療機関を受診し検査を受けてください。骨密度検査やレントゲン検査などで診断してくれます😉👍
🌼しっかり栄養を摂って骨を強くしよう!
丈夫な骨を維持するために必要な栄養素と、含まれている食材についてご紹介します。
⭐カルシウム
骨といえばやっぱりカルシウム、牛乳や乳製品、小魚、大豆製品の他、小松菜やチンゲン菜にも含まれています。
⭐ビタミンD
カルシウムを摂取する際に、ビタミンDも一緒に摂ることでカルシウムの吸収率がアップします。干しシイタケ、キクラゲ、サケ、ウナギ、サンマなどに含まれています。
⭐ビタミンK
ビタミンKは、カルシウムを骨に沈着させ、骨の形成を促進する作用があります。納豆やホウレン草、小松菜、ブロッコリー、キャベツなどに含まれています。
これらの食材を積極的に食べるだけでなく、日光浴を適度に浴びることも大切です☀日光浴、つまり紫外線を浴びることで、体内でビタミンDがつくられるからです😊💖
紫外線は肌にとって有害だというイメージがありますが、過度に紫外線対策することはビタミンD不足になる恐れがあります。骨の健康を維持するために、日光を適度に浴びることをおすすめします🌷✨